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出張撮影@横浜|女性カメラマンによるナチュラルポートレート

七五三撮影、プロフィール写真などのナチュラルフォトはしいれいphotoまで

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新盆。

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父が逝って、初めてのお盆。
・・・新盆。

こういう風習があるの、今回初めて知りました。
関東では毎年7月13日から16日までが一般的なんだそうです。

今日、送り火を炊いて、送りました。

新盆


母が、「あ~。行っちゃった」って言うから

えっ?来てたのね。父。

と、送ってから気づく私(爆)

新盆



父が迷わないように目印となるように盆提灯を飾ります。

新盆



キュウリの馬やナスの牛も精霊棚にお供えしますが、
そこには「キュウリの馬に乗って早く来て、ナスの牛でゆっくり戻ってくださいね」
という願いが込められているそう。~ALL Aboutより~

新盆

なんか。ステキ。
これも、調べて初めて知った(爆)


亡くなった後、初めて迎えるお盆を新盆または初盆といい、
このときだけは白提灯が飾られます。
絵柄の入った提灯がすべてのご先祖に対する目印の灯だとしたら、
白提灯は亡くなったばかりの故人に対する灯。
一度きりしか使用しませんから、お盆が終わったら燃やして処分します



新盆


日本には、故人を想う、こんなステキな風習があったのですね。

参考:All About 「新盆(初盆)の準備と過ごし方」

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葬儀写真を撮る。

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昨日は親戚のお葬式。

去年、私は父の葬儀写真を撮った。
それこそ、タブーとされる棺の中まで、撮った。
泣きながら。
もう、顔なんてぐしゃぐしゃで、
声を出して、泣きながらでも撮った。

誰に何を言われても、いいやと思って。
後悔は、全くしていない。

そして、昨日は親戚の葬儀。
84歳の大往生だけれど今回は、撮らないって決めていた。
身内と、親戚とではやはり状況が違うから。

でも、親戚から「撮らないの?撮って」
という声があって、遺族が望んでいるのなら・・・と、撮ることにした。

葬儀社の方に相談したら葬儀の写真を望まれる方はいるとのことで
専属の葬儀カメラマンというのも存在しているのだとか。

そうは言っても、集合写真に留めておこうと思った。
それが、限界なんじゃないかって。

告別式がはじまる前、葬儀担当の方に「今しかありません」と言われ、
祭壇の前に椅子を並べて汗だくになって集合写真を撮った。

そして、最後のお別れ。
棺にお花を手向ける場面。
迷った。
撮るべきか、撮るべきじゃないのか。
頭の中は、葛藤の渦だった。

はじめはカメラを手にしていた。

でも、方々から聞こえてくる嗚咽に
早々にカメラを置いた。
こんなつらいシーン、とても撮れない。
撮れる訳がない
って。

でも、最後の最後。
最愛の夫に、涙を流しながらも静かにお別れを告げている妻の、
その凜としたたたずまいを見ていたら、

これを撮らないでどうする!
・・静かにシャッターを切っている私がいた。
自分も泣きながら。

「撮らなければならない」っていう使命だけで体が動いていた。

果たして撮ってよかったのだろうか
そしてその写真を渡していいのだろうか
っていう葛藤は、正直今もある。

間違っているのかもしれない。
葬儀写真を撮るなんて。

でも・・・

頭は必死にNO!と言っても、直感で私は分かっていた。

この写真が家族の手に渡って、
将来、大切な宝になるということを。

ゆり

今日、庭にピンクのカサブランカが咲いた。
4年前に植えていたけれど、決して咲かなかったのに。

園芸が好きだった叔父さんが、プレゼントしてくれたみたいで、
なんだかとてもうれしかった。


篠山紀信展~後世に残る写真

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篠山紀信展。

後藤繁雄(編集者/本展企画者)×篠山紀信のトークイベントに行ってきました。

★exh145


トークで、篠山氏が語った言葉が印象的でした。

大原麗子の写真もジョンレノンの写真も、
撮った直後に亡くなった。

自分が撮ると遺影になる。
篠山が撮ると縁起が悪いってことになるから

とジョークをとばしつつ。

「でも、写真家とはそういう瞬間に立ち会う宿命だということ」

という言葉。

展示会について GOD:「鬼籍に入られた人々」より
展覧会は既に亡くなった人々の面影から幕を開けます。
被写体は誰もが知っている有名人。
いずれの被写体もすでにこの世にはいないものの、
篠山の写真のイメージによってその面影が鮮烈に浮かび上がります。

篠山は、写真家は往々にして「時の死」の立会人だと言います。
それはみずからの活動を省みての発言であると同時に、「写真」というものの本質
─ 撮られた瞬間から「過去」のイメージであることを宿命づけられている ─
についての洞察と言えるでしょう。



篠山氏が撮ったから死んでしまう

という縁起が悪いものではなくて

もしかしたら。

魂が、「記録して。後世に残るような写真を残して欲しい」

と言って篠山氏を選んだのかも。

と考えてしまいました。



私も、遺影を撮るようになって

「生前から遺影を撮るなんて縁起が悪い」

と思われる方もいると思う。

でも、これは「お役目」だと思ってる。

勝手にね。


seeray photoは遺影バンクの登録スタジオです。
studio.gif

遺影バンクって何(・・?)
遺影バンク


応援してくれている気がする。

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先日のブログの続きです。

ご家族からメールが届きました。
先日お渡ししたスナップ写真を遺影にしていただけるということでした。

兄に代わり御礼申し上げます。
無事葬儀終わらせる事が出来ました。

母と相談しまして、いただいた写真を遺影にしたいと考えています。
家に残っている兄の写真が少ない為、
母と私にとって何よりの贈り物をいただきました。
ありがとうございました。



写真をご家族にお渡ししたシーンは、とてもグッとくるものでした。
私にとって大切なご家族とのやりとりです。

その場面を、一緒にいた「デジタル写真工房 カラーの いちのせ」さんが
記事に書いてくださり感激しました。

写真のチカラ。プリントの重さ。
・・・
彼の写真を持ってる人はご家族に渡してあげて。
前日にいただいた写真家さんからの提案でした、
でもね、やっぱり彼は撮る方だったらしくて、ワタシも彼の写真はなかった。

さすがです、いつも我々の記録をしてくれてるるぼとさんが撮ってくれていた。
そして写真家しいれい(http://seelay.blog137.fc2.com/blog-entry-1396.html)
彼女らしいスナップショット。A4サイズのプリントを見た時
うわっ、いい写真、いい表情掴まえたな って思いました。
お母様に渡したとたん、その写真をギュって抱きしめました…

ワタシは写真に携わって何年経つのでしょうか。
趣味として、仕事として、ツールとして
何枚の写真を見たのでしょう、何枚の写真を焼いたのでしょう。
それでも。こんなシーンを見たのは始めてです。

改めて写真プリントの持つ「重さ」と「チカラ」を強く感じました
それはやっぱり手に持って・紙となって現れるんだなと・完成なんだろうと。
どんな最高級のモニターでも伝わらないなにかがあります。

この仕事、写真という仕事をしていて本当によかった。
この思いは何度も感じたことがあります、改めて心から思いました。

■ いちのせさんのブログ全文⇒写真のチカラ。プリントの重さ。



遺影写真は、お部屋に長く飾るもの。
プリントも耐久性のあるものでなくっちゃ。
再度、再プリントしてお渡しするつもりです。
プリントは、いちのせカラーさんにお願いしよう。と思っています。

デジタル写真工房 カラーの いちのせ


下界なりにやることやらないとね。


しばらくショックで何も手がつけられなかった私。
いちのせさんのこの言葉に勇気づけられました。



改めて。
今回Sさん生前中は、私の貧弱な記事にも「いいね」をしてくださっていました。

そんなSさん。

しいれいphoto「元気な時に撮る生前遺影」プロジェクトを
天国で応援してくれてる気がしてなりません。


素敵な人生の締めくくり方~注目高まる"終活"ビジネスの今~

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お。遺影写真のことがTVで放映予定だって。
もりもり、教えてくれてありがとう~

日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京
05月22日放送 第517回

素敵な人生の締めくくり方~注目高まる"終活"ビジネスの今~
放送概要
人生をより良く締めくくるために、自分の"最期"を具体的にイメージして、葬儀やお墓、相続について生前のうちに決めておく「終活」が今、盛んになっている。それをきちんと記しておくエンディングノート作りなども今注目を集めている。最も人口の多い団塊世代が本格的なリタイアを迎え始めた今、この「終活」をビジネスとして取り組む動きも目立ち始めた。
"最期"の時は誰にでもやってくる・・・。高齢社会ニッポンに広まる「終活」、その最前線を追いかける。


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✽ 女性フォトグラファーが、あなたのお家・趣味の場所などへお伺いして
    自然な笑顔の生前遺影を撮影します。

✽ ご家族やお友達などと普通に過ごしているお姿をドキュメンタリーの形で撮影します。
    そのレポートはこちら。⇒☆

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【記事】別れの写真は輝く笑顔で-姫路の写真館が「生前遺影」のモデル募集

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別れの写真は輝く笑顔で-姫路の写真館が「生前遺影」のモデル募集
姫路経済新聞(2012年05月15日)

姫路駅前・御幸通商店街の写真館「ism:Basic(イズムベーシック)」。
先代社長・石田主計さんの遺影となった肖像写真のポスター(写真右)が店頭を飾る。

 姫路駅前・御幸通商店街の写真館「ism:Basic(イズムベーシック)」
(姫路市綿町、TEL 079-222-4944)が現在、葬儀用遺影の撮影を自ら希望する人を対象に
「生前遺影」のモデルを募集、無料で撮影するキャンペーンを実施している。
運営はイシダスタジオ(同)。

 キャンペーンは同社の創業75周年企画で、75人限定。
3月からモデルを募集し、「現在約40人の応募があり、店へ順次招いて撮影している」
と社長で写真家の石田直之さん。
直之さんの父、石田主計さんの遺影となった肖像写真のポスターを飾る店頭で、
「この写真は、重い病に冒された父が最後の床に就く約1カ月前に店を偶然訪れたことから撮影できたもの。
もっといい写真を残してやれたのではという思いから遺影の大切さに気付いた」と話し、
同店を「生前遺影」など肖像写真の専門スタジオと位置付け運営する。

 「『生前遺影』の撮影を『縁起でもない』と本人がためらうケースがある。
家族が本人に勧めるケースでも、声の掛け方が難しいようだ」と直之さん。
その一方で「孫らと共に家族写真の撮影で訪れる高齢者から遺影にふさわしい写真がないことを気にする声を聞くことも多い」と続け、「『生前遺影』のニーズは確信している。
誰もが気軽に自分や家族の遺影について話し合える文化が根付くことが目標」
と意気込みを見せる。


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【記事】<弔いのかたち>遺影 肖像画で「成長」した姿に

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<弔いのかたち>遺影 肖像画で「成長」した姿に
2012年4月24日(火)13:00 毎日新聞

 時代の風が生き方を変えていくように、死を取り巻く風景も移ろっていく。東日本大震災で多くの命が奪われた一方、日常の身近な死は見えにくくなっている。亡き人をいかに悼み、自らの最期にどう備えるか――。現代の「弔いのかたち」を探っていく。【丹野恒一、山寺香】

 ◇希望通りに修正 専門の写真館も

 「おっ、卓弥も来たな。これでみんなそろった」

 昨年1月9日、福島市の成人式会場。久しぶりに顔を合わせた中学時代の同級生たちの輪の中に、額絵に描かれたスーツ姿の青年がいた。

 高校1年だった06年、自転車で大型トラックにひかれて亡くなった斎藤卓弥さん。肖像画には、生きていたらなっていたであろう少し大人びた卓弥さんが写真のように描かれていた。

 母親の貴栄(たかえ)さん(45)は、生前の写真をもとに成人した姿を描いてもらえると知り、神戸市の肖像画家、粳池能子(うるちいけのうこ)さん(46)に制作を依頼した。「二十歳になった卓弥に会いたい」との思いだった。

 卓弥さんの写真とともに、真新しいネクタイを粳池さんに預けた。二十歳の記念に買ったネクタイだ。スーツも夫のものを撮り、作画の参考にと送った。

 当日は、「卓弥も連れて行きたい」と申し出ていた親友が肖像画を抱え、式典に臨んだ。夜に開かれた同窓会も一緒だった。貴栄さんは「友人たちは『まるで卓弥がいるように楽しい時間を過ごせました』と言ってくれた。今も卓弥の記憶は15歳で止まったままだが、一瞬だけでも『大人になったんだよ』と言ってあげることができて本当によかった」と話す。

    □

 粳池さんは17年前から、写真を模して肖像画を描いている。修正の要望があれば、輪郭や髪などを変えて年相応に仕上げる。当初は先祖代々の肖像画を家に飾っている人からの依頼が多かったが、最近はニーズが多様化。「生後まもなく集中治療室から出られないまま亡くなった子どもを、チューブが外れた姿で残したい」といった注文もあるという。

 大阪府八尾市の介護福祉士の女性(43)は一昨年、父親の古希の記念にと、粳池さんに肖像画を依頼した。好きなたばこを指に挟んだ写真と、表情が良い写真を送り、組み合わせて描いてもらうことにした。

 しかし、父親は間もなく胸に悪性の腫瘍が見つかり、抗がん剤治療で風貌も変わってしまった。70歳の誕生日の4日前に息を引き取り、同じ日、ちょうど出来上がった肖像画が届いた。

 絵の梱包(こんぽう)を解くと、家族たちは息をのんだ。「元気だったころのお父さんそのままだ」。遺影として葬儀の祭壇に飾ることに、異論は出なかった。「あまりにも『生きた絵』だった。迷いはなかった」と女性は振り返る。

    □

 「人生で最後の写真を撮るわけじゃない。声に張りがあるから、あと20年は生きるね」。東京都中野区の写真スタジオ「素顔館」で遺影写真家の能津喜代房(のづきよふさ)さん(63)は、鹿児島から上京した村田ツヤ子さん(73)に話しかけた。撮影前に約30分かけて雑談で緊張をほぐし、「普段着の笑顔」を引き出していく。

 村田さんは40年前に夫を亡くし、働きながら2人の子どもを育てた。撮影は、都内在住の長女、前東さとみさん(49)が「離れて暮らす母のとびきりの笑顔を残したい」と提案した。「生きているうちに遺影を撮るなんて戸惑ったけれど、自分のお葬式で気に入った写真を飾ってもらえるならうれしい」と快諾。孫の杏依(あい)さん(20)も含め3人で写真館を訪れた。

 最初は表情が硬かった村田さんも、杏依さんがカメラの背後に立って手を振ると、宝物を慈しむような優しい笑みに。その瞬間、シャッターがカシャリ。杏依さんは「おばあちゃんらしい」とうれしそうだった。

 撮影を終えた村田さんは「これでお葬式の時も安心です」。毎年遺影を撮り直す人も少なくないと聞き、「来年はもっと明るい口紅にしよう」と3人で話が弾んでいた。

 能津さんは08年に遺影専門の写真館をオープン。葬儀に参列するたび、集合写真を無理に引き伸ばした、ぼやけた遺影を見て悲しかったという。これまでに2500人以上を撮影した。

 「生前の遺影撮影は、本人だけでなく残される家族のためでもある。子や孫がうれしいことを報告すると、『良かったね』と返事が返ってくるような写真を撮りたい。そうすれば、いつも一緒にいるような気持ちになってもらえるのでは」

 ■利用案内

 ◇遺影の生前撮影

 全国2600の写真館が加盟する「日本写真館協会」は昨年から、各地で「明るい遺影写真展」を開き、生前撮影の普及を図っている。今夏は新潟で開催予定。公式サイト(http://www.shashinkan.com/)で最寄りの写真館を検索できる。能津さんの写真スタジオ「素顔館」は、撮影と2Lサイズのフレームがセットで6500円、データCDも付けると1万5000円が標準価格。電話03・6659・5111。サイトhttp://sugaokan.com/

 ◇写真による肖像画作製

 粳池さんの「アトリエNOKO」は額縁付き肖像画で4号12万円から。電話078・917・3110。サイトhttp://www.hi-net.zaq.ne.jp/noko/



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【生きた証】自分[親]の遺影を撮ろう!のススメ。【自分らしさ】

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【生きた証】自分[親]の遺影を撮ろう!のススメ。【自分らしさ】
Naverまとめ  つまり、『気に入らない写真が末代まで飾られ続けるなんて絶えられない!!』ということ。

◆遺影は自分で撮影しておく時代に。
今までは亡くなってから家族が選んでいた遺影。
最近は生前に自分で撮影したり、用意しておく方が増えています。
ずーっと飾られるものだから自分の納得のいくものを残したいですよね。
遺影を用意しておく…縁起でもない!! なんてことは全くない。
自分の為にも、家族の為にも遺影は気に入った写真がいいに決まってます。
『遺影』としてじゃなくて『写真』はいっぱいあった方がいいじゃないですか。
自分を知らない子孫達が自分の存在を知ることができるのは遺影。

自分の実家のお仏壇を思い出してください。
あったこともないご先祖様の遺影に、こんな人だったんだ…とか思いませんでしたか?
そうやってずーっと飾られる遺影が、自分の気に入らない写真だったら…私はほんとに悔やむと思います。
気に入らない写真が末代まで飾られるなんて絶えられない!!
NEWSポストセブン|みうらじゅん 両親の遺影を撮る「イェ~イ旅行」を提案する
http://www.news-postseven.com/archives/20110907_30298.html
これはいい提案!!!
◆遺影の現状
遺影は自分の意志で選ばれないことが多い。
亡くなる人がこの写真を遺影にして…と言っておくということは自分の親戚をみても私は見たことがありませんでした。
亡くなってから、お通夜までの短時間で写真探しから作成まで行われるのでゆっくり写真を探す時間もない。

お葬式の準備など慌ただしい中で写真を探し、それを写真屋さんが、だいたいの場合、背景から切り抜き、服を喪服に着替えさせ、小さなスナップ写真を大きく引き延ばして短時間で祭壇の中央へ飾られるのです。
仕上がりは違和感もありますし、写真の印象も大きく変わります。
ご年配の方ほど写真に写る機会が少ない

まとめ人は遺影を作っていたことがあります。
ご年配の方の写真で持ち込まれる写真で多いのは、免許証などの証明写真に、結婚式の親戚の集合写真。
そんなに写真を撮る機会がないのかとびっくりしました。
そして、自分の免許をみても分かる通り、写り悪いですよね…。
◆では、どうすればいいのか
1人で写っている写真をたまには撮っておく

旅行に行ったとき、お花畑や、景色がきれいな所に行った時、オシャレして出かけたとき。
そんな時は一人で写る写真を1枚くらいとっておくようにしましょう。
出来れば上の写真のように縦でウエストから上、背景もコレぐらい入っていれば十分。
親戚の結婚式、コレはチャンス!!

結婚式にはプロのカメラマンがいることが多いです。
そして出席するのに着物やおめかしをしています。
実際、遺影の写真には結婚式で撮ったスナップを持ち込まれる場合も多いです。
カメラマンさんの中には意識して(遺影用とは言いませんが)親族のおじいさん、おばあさんの一人の写真を撮っておく方もいます。
カメラマンさんに一人の写真を撮ってくださいと言えば、喜んで撮影してくれると思いますよ。
友達同士で撮影会してみる

お友達と写真の撮影会をしてみましょう。
盛り写でも、取り直しも、友達同士なら楽しくできますよね。
写真館で撮影してみる

写真館には、スタジオ撮影はもちろん、ロケーションフォトなんてサービスもありますし、遺影用の撮影コースがあるところもあります。
それに、たまには肖像写真を撮るなんてカッコいいじゃないですか。
自分らしいらしさが出ている写真がいい
今までの遺影は正面を向いたグラデーションの写真が一般的でしたが、最近はそうではないようです。
自分らしい格好で、自然なポーズで撮影されているようです。
まとめ人がステキだなと思った遺影はいかりや長介さんの遺影。ベースを弾いている遺影でした。
CM撮影の時の写真だそうですがとてもステキな写真です。
5年に1度くらいは選び直しましょう。
遺影があんまり若かったらハズカシいですもん。
◆気に入った写真が撮れたら…
「この写真を遺影に!!」と家族に意思表示しておく
せっかく撮っても家族が知らなければ意味が無い!!
お葬式前は慌ただしいもの。
写真の置き場を伝えておけば安心です。
データを残しましょう
遺影になるとき写真は大きく引き延ばされます。
写真から作成するとどうしてもぼけてしまいます。
ですから、デジカメならデータを、フィルムならネガを残して、写真と一緒にほかんしておきましょう。


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みうらじゅん 両親の遺影を撮る「イェ~イ旅行」を提案する
2011.09.07 16:00

 みうらじゅんは、1958年京都生まれ。イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ラジオDJなど幅広いジャンルで活躍。1997年「マイブーム」で流行語大賞受賞。仏教への造詣が深く、『見仏記』『マイ仏教』などの著書もある彼は、遺影写真をあらかじめ撮っておくことを推奨している。
 
 * * *
 葬儀会社の人に話を聞くと、生前に遺影を準備している男性は、一割ほどしかいないらしい。ようするに死んでから遺族があたふたと遺影用の写真を探すワケだ。引き伸ばした額入り遺影を通夜までに用意するには、一般的に、死亡から24時間後には写真を葬儀会社に渡さなければいけないという。
 
 そんなタイムリミットの中で、アルバムや、最近はデジカメだからパソコン内のメモリーを、いい写真がないかと探しまくる。ハッキリいって、これじゃあ泣いてる暇もない。 結局、旅行写真や結婚式の集合写真、最悪は免許証の写真を引き伸ばして使うこともあるらしい。
 
「あの写真、ボケボケじゃない?」
 
 たまに、そんな遺影に出会うが、それはたいていがこのパターンだ。死んだ時に比べ、ずいぶんと若い時の写真にぶつかることもある。
 
「葬式にまで若ぶりやがって」
 
 てっきりそう思っていた遺影も、実はそんな写真しかなくて、しょうがなくて使ってるらしい。それはまずい! 自分もそうだが、さしあたり親の遺影がそれではまずい。だから勧めたいのが、私のような両親との“遺影撮影旅行”だ。
「お父さん、『イェ~イ!!』っていってみて!」
 
 そういって撮れば、遺影旅行というよりも“イェ~イ旅行”だ! いいでしょ、これ。ただし80歳以上の親限定かな。そこまで生きれば、そろそろそんな話をしても怒られないでしょ。
 
 遺影ひとつで葬式の雰囲気はガラリと変わると、葬儀会社の人もいっていた。それだけ重要なのだ。私のオトンの遺影は、その“イェ~イ旅行”で撮った写真に決定した。いい顔してた、それ……。
※週刊ポスト2011年9月16・23日号



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【記事】広がる生前の遺影撮影 自分らしい姿を子孫に

Posted by しいれい on   0 comments   0 trackback

広がる生前の遺影撮影 自分らしい姿を子孫に
2012.4.2 産経新聞

 日本写真館協会は、全国約2600の写真館の活性化を目指し「顔ビジネス」を推進。昨年から持ち込みが可能となった運転免許証用の顔写真撮影を推奨する一方、硬いイメージが強かった遺影写真に新風を吹き込もうと、昨年から「明るい遺影写真展」を開催中だ。

 出展作品450点の中には斬新なものが目立つ。宮城県名取市の伊藤写真館が出した遺影写真はアマチュアのハワイアンバンド歴50年の男性(72)。アロハシャツ姿でウクレレを手に、古希の祝いを兼ねて撮影した。道着姿で「蹴り」の型を披露しているのは、茨城県土浦市で写真館を営む内田弘志さん(64)。同市内で少林寺拳法の指導者として40年教える内田さんの還暦祝いを兼ねて長男が撮影した。

 憂いなし

 生前に撮った遺影写真を預かり、万一の時に葬儀社に写真を提供する「遺影バンク」サービスもある。

 写真加工などを手掛けるアスカネット(広島市)はインターネットのほか、プリント写真の郵送でも受け付ける。登録・保管料は無料(郵送はデータ変換手数料3150円)。利用者は登録した写真が葬儀で使われる際、アスカネットからデータ提供を受けた葬儀社に代金を支払う。

 アスカネットの担当者は「突然の葬儀で良い写真が見つからず悔やむ遺族は多い。生前に家族で話し合い備えることで憂いはなくなる」と指摘している。



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遺言って泣ける

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なんと!
遺言の作成セミナーに行ってきました。

公正証書だから、カタくて敷居が高いと感じていた遺言。
遺言書の冒頭に、家族一人ひとりに対するメッセージを
記載することができるのを知ってびっくりしました。


サンプルの遺言を読んで、不覚にも涙してしまい、
ちょっとはずかしかった。

周りの人も、すすり泣いてたのを見て

遺言って、ちゃんと生前に用意するべきものなのだと
と改めて思いました。

父にも、遺言を書いて欲しい。

という思いで、このセミナーに一緒に行ったのですが
これで父も遺言書いてくれるかな~。

早めに会場に着いたので、父に

「遺影写真、撮るよ」

って言ったら、すんなり撮らせてくれました。

もちろん、『笑顔の遺影写真』です。

やっぱりこういうセミナーの時に、
遺影写真を撮るのは自然だなと
感じたのでした。

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遺影写真~エンディング ポートレイト~

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エンディングノートブームだ。
我が父へも、この本をプレゼントした。

『エンディングノート』<もしもの時に役立つノート>

遺言なんて、大げさなものじゃなくって
もっと気軽に。
残された家族にメッセージを残して欲しい。

だって明日、ぽっくり死なれちゃったら、私は途方に暮れる(゚ω゚)もん。


地震がいつ起きてもおかしくないから
父だけじゃなくって、自分自身にもそれは言えること。

死を考えることは、生を考えること

だと思う。


私が、社会に貢献できることって何だろう

って考えた時に、やっぱり「写真」だった。



その人が歩んできた、歴史とか生き様みたいなものが
にじみ出るような、写真が撮りたい。


遺影写真に、挑戦してみようかと思う。

遺影写真っていうと、縁起が悪いとか
そう思うんだろうな。

私はそんなイメージを覆したい。

あくまでも、ドキュメンタリーの流れとして撮る。
その人と、会話をしながら。

その人が一番好きな物や趣味をしている場所で。



ご興味がありましたらお気軽にご連絡ください。
seelayphoto(アットマーク)gmail.com




最期の迎え方、気軽に託す
エンディングノート
(2012年1月15日 読売新聞)


 東日本大震災以降、生き方や絆の大切さを見直す動きが広がる中、改めて人生を振り返り、最期をどう迎えたいかを生前に書き残しておく「エンディングノート」が、県内でも中高年を中心に高い関心を集めている。書き方を指導するセミナーは参加者が増え、書店には多種多様なノートが並ぶ。人気の背景を探った。(益田耕平、加藤哲大)

 エンディングノートとは、葬儀のスタイルや延命治療の方針、死後に残す不動産や預貯金といった財産などについて、家族に伝えたい情報を書き留めるノート。本格的な遺書のような法的拘束力はないが、気軽に自分の思いを書き込めるのが特徴だ。

 昨年10月公開のドキュメンタリー映画「エンディングノート」では、がんを告知された男性がノートを書き、死後の段取りを家族に示す姿が描かれた。県内でも20日まで上映されているが、幅広い世代に好評といい、ノートの関心度アップに一役買っている。

 相続に関する相談業務などを手がける民間会社「相続手続支援センター石川」(金沢市松島)は、自分史や死後の段取り、家族へのメッセージなどをまとめた冊子「わたしの歩いた道」を提案。2007年から年数回、書き方セミナーを開いている。震災のあった昨年の参加者は約80人で、前年から2倍以上に増えた。

 参加者は70~80歳代が多かったが、最近は高齢の親を持つ50歳代などが、親に書いてもらおうと参加する例も増えたという。同センターの新喜章弘所長(34)は「最近は核家族化が進み、子が親の友人を知らない人も多い。親の死後、何をすればいいのかわからない人が増えているのでは」と話す。

 若者の参加者も少しずつ増えているといい、30歳代の女性は「自分が生きていく上での過ごし方が変わった。人生の整理整頓を心がけたい」と感想を書き残した。新喜所長は「エンディングノートは自分を見つめ直すことにつながる。より良く生きるきっかけにしてもらえれば」と語った。

 金沢市鞍月の金沢ビーンズ・明文堂書店では、数年前から「エンディングノート」を取り扱い、現在は1階の暮らしのコーナー、2階の遺書・相続関連のコーナーで計10冊程度を並べている。日記帳のような気軽なものから、遺書に近い堅めのものまでさまざま。介護保険制度の紹介や、葬儀の手続きなどの情報も記載されている。

 同店の西沢由香・金沢エリアプランナー(28)によると、昨秋の映画公開後、中高年を中心に問い合わせが増えたという。西沢さんは「いつ何があるか分からない時代だけに、自分の生きていた時の事を知ってほしい気持ちがあるのでは」と話している。







「エンディングノート」とか「事前指示書」って何?
家族らに書き残しておく「覚書」
(2011年10月19日 読売新聞)

 「エンディングノート」というのは、病気で判断力や意思表示の能力を失ってしまったり、事故などで突然の死を迎えたりする前に、延命治療を望むか、望まないかなどの治療方法についての希望、葬儀のやり方、財産や貴重品についての情報、相続についての考えなどを、家族らに向けて書き残しておく「覚書」です。

 最近、映画の題名になったことでも話題になりました。こうした意思の表明は「事前指示」と言われています。法的な効力は認められていませんが、いざという時、家族らの戸惑いをより少なくするために役立つと考えられています。

 とくに、「病気が悪化したときは、人工呼吸を含め、考え得るすべての医療行為を行ってほしい」「がんの末期状態で意識がなくなっても、痛みを抑える治療は十分して欲しい」「自分で食べられなくなっても、胃ろう(胃に穴を開けて流動食を入れたりする処置)はして欲しくない」「十分生きたので、たとえ倒れても、救急車などは呼ばずに自宅で看取って欲しい」「自分が判断能力を失ったら、医療行為に関するすべての決定権を○○氏に任せる」――など、終末期の医療についての希望を周囲に伝えておく文書は、「事前指示書(リビング・ウィル)」と呼ばれています。

 厚生労働省の「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」(2007年5月)などでも、本人の意思が明らかな場合には、これを優先するように求めており、事前指示書を書くことの大切さが、少しずつ認識されつつあります。

 家族の反対や、医師、医療機関の判断で、本人の意思通りにならないこともありますが、家族と主治医が、事前指示の内容を尊重しながら、治療方針について話し合うことが大切でしょう。

 事前指示書には決まった書式はありませんが、記入項目を整理した有料のものや、無料で入手できるものもあります。それらを参考にしながら自分なりの指示書を書いてもいいでしょう。市販のものを購入する場合は、一定の期間を経て、何度か書き直す必要が生じる可能性も考えて、できるだけ安価で、自分にとって記入しやすいものを選ぶのがよさそうです。
(調査研究本部主任研究員 浜田 真彰)





人生の引継ぎ「ノート」でスムーズに
(2011年2月18日 読売新聞)
老後設計 ファイナンシャル・プランナー 山田 静江

 いわゆるエンディング・ノートがブームになりつつあります。昨年コクヨが発売したノートはすでに5万部を超える売れ行きだそうで、日本がいよいよ高齢社会となったことを実感します。私がかかわっているNPOでは、2004年に「ラスト・プランニングノート」というノートを作成して、ノートの販売や書き方セミナーの開催などの普及活動を行ってきました。2008年頃から急に問い合わせが増えて、これまでに2万部以上を発行しています。やっと「時代が追いついてきた」という印象です。

バトンタッチの道具

 エンディング・ノートは、いろいろな種類のものが出ています。名称や記載する内容はそれぞれ異なりますが、共通しているのは、「自分の人生を振り返って財産や人間関係の棚卸しをし、自分の持つ財産や人間関係を、次の世代にスムーズに引き継ぐためのツール」だということです。

 人が亡くなると、葬式や埋葬などの葬祭関係のほか、年金や健康保険、金融機関、税金などの手続き、相続手続きおよび財産処分などやるべきことはたくさんあります。しかし、どんなに優秀な人でもこれらの手続きは自分で行うことはできません。必ず誰かに頼むことになります。

 葬式や埋葬はどうしたらいいか、菩提寺(先祖代々お世話になっているお寺)はあるのか、亡くなったことを誰に知らせたらいいのか、どの銀行に預金があるのか、保険は入っているのかどうか、権利書などはどこにしまってあるのか……。配偶者や子などの身内ですらわからないことはたくさんあり、手続きの煩雑さに疲れきってしまう人が多いのです。せめて、ヒントとなる情報が書き残してあれば遺族は助かります。また、最近は相続トラブルが増えています。

 でも、いきなり遺言を書くのは抵抗があるという人も。そういう場合、まずはノートに財産を書き出して整理することで、徐々に自分の考えをまとめることができます。もちろん真剣に相続対策を行うなら、法的に有効な「遺言」を残しておくことが必要です。

 最初は、「死を意識して書き残すなんて、縁起でもない」と考えていた人も、実際に記入した後は、人生をいったん整理したことで残りの人生を楽しむ準備ができたと感じるようです。

目的ごとに3種類

 エンディングノート、遺言ノート、自分史ノート、ラスト・プランニングノートなど、名称はいろいろありますが、何に重点を置いているかで、大きく3つに分けられます。

 (1)自分史
  これまでどんな人生を歩んできたか、簡単な自分史を書いたり、現在の人間関係など、その人を人生の歩みを書き残すことを主な目的としたノート。認知症の方を介護するときには、その人の人となりがわかると介護がしやすいといいます。また、葬式などで故人をしのぶときの紹介するときに手助けとなるという意見も。

 (2)財産管理
  その人が持つ財産状況を詳しく記載できる。相続対策が必要な場合や遺言を書くときの手助けになる。

 (3)人生末期に使う情報の管理
  延命治療が必要なときにどうして欲しいか、自分が亡くなったときに、誰に知らせて欲しいか、菩提寺はどこか、戒名はどうするか、どういう葬式にするか、お墓はあるか、など、死後整理に重点を置いている。

 (1)~(3)それぞれに特化して細かな説明を加えているものもあれば、各項目を少しずつバランスよく配して、これからの人生で準備すべきことを書き出すタイプもあります。自分は何を重視したいか、あれこれ比べて、自分の気持ちに合うものを選ぶことが大切です。また必ずしもすべて書き込まなくてもいいのです。一部だけ記入しておいても十分役立ちます。

主な項目は?

 どのような情報を記載するのか、「ラスト・プランニングノート」を例に説明します。

 (1)これまでの自分、現在の自分
 自分とはどんな人間かをわかってもらう項目です。
 生まれたときから現在までの自分の歩み、かかわった人々を記録し、現在の自分に関する情報を記録します。

 <項目例>
  自分史
  趣味・ボランティア活動など
  人間関係
  病気の記録
  自分の関係者と連絡先

 (2)財産の状況
 自分がどんな財産を持っているか(不動産、金融資産など)、年金やの受給状況、借り入れ状況、その他の資産などを整理しておきます。他人に見られる可能性のあるものなので、残高などは書かなくてもかまいませんが、どの金融機関と取引があるか、どこに財産があるかを記録します。
 プラスの財産だけでなく、マイナスの財産(借金や連帯保証人の地位)も相続の対象となります。連帯保証に関するトラブルは多いので、必ず記録して相続人にわかるようにしておくことが重要です。
 相続の対象とならないようなものでも、自分が誰かに残したいものがあればそのことを書いておくことで、自分の意思を伝えられます。

 <項目例>
  金融機関
  生命保険・損害保険
  不動産
  借入れ
  その他の資産

 (3)死後整理や葬式、埋葬方法
 核家族化や価値観の変化により、従来とは異なる葬式や埋葬を望む人が増えています。一方、菩提寺や先祖代々の墓地など、守るべきものを持つ人もいます。同居が当たり前の時代には何も言わなくても伝わりましたが、現在では親から子、孫へ意識して伝えていかないといけません。

 <項目例>
  葬式・菩提寺
  戒名
  墓
  家系図
  慶弔記録

 今の日本の問題の多くは、高齢者が増えたことが大きな要因と言われていますが、寿命が延びたということはマイナスばかりではないはずです。自分の死後を託す人の手続きが楽になるように、という理由だけでなく、自分の生き方・考え方・財産を次世代に残すために、ノートを活用していけばいいのではないか、と思います。

 次回は、ノートの活用法を考えてみたいと思います。

【私のつぶやき】
 ラスト・プランニングノートを作成した頃は、他のグループの方々から、「何変わったことやっているの?」という目で見られましたが、今や中高年の必須アイテムになりつつあるようです。
 長年、手弁当で普及活動をしてきた私としては、大変喜ばしく思っています。



お葬式、自分でできる備え
(2011年4月21日 読売新聞)


ファイナンシャル・プランナー 山田 静江
 東日本大震災では、人が亡くなるということについて、改めて考えさせられました。印象的だったのは、身内の死亡を確認された方々が、お見送りや埋葬をきちんとできなかったことに心を痛めていらっしゃる様子です。人の死は悲しくつらいことです。遺族がその悲しみや辛さを乗り越えるためには、どんな形であれお別れのセレモニーは必要と感じました。

亡くなった後の希望をしっかり伝える

 高齢化社会を迎えて、お葬式やお墓が話題になることも多くなり、経済誌までが特集を組むほど注目される分野となりました。高額な葬儀費用への反感から、葬式はいらないと考える方も増えているようですが、「お別れのセレモニー」としての役割を考えると、見送る立場の人の気持ちを考えておくことも必要ではないでしょうか。

 また、お葬式や埋葬は自分で行うわけにはいかないので、希望があるなら遺族に伝えておかなければなりません。

 どんな形を選ぶにしても、遺族などに伝えておくべき情報というものがあります。エンディング・ノートは、こういった葬送や埋葬に必要な情報や自分の希望を伝えるツールになります。

死亡届、火葬許可、葬儀…手続は煩雑

 人が亡くなったときには、多くの「やるべきこと」があります。配偶者や親を亡くした経験のある人は、手続きなどの煩雑さに驚いた経験があるのではないでしょうか。そのスタートとなるのがお葬式です。

 死亡を確認したら、まずは死亡届けを出し、遺体を火葬するための許可書を受け取らなければなりません。業者が代行してくれることも多いのですが、手続きしてもらうには死亡後すぐに葬儀業者を選ばなければなりません。そのあと、どういうお葬式をどのように行うかを決めて依頼するのですが、時間が限られているので大変です。

 このとき必要な情報は、以下のようなものです。

(1)死亡したことや葬式日程を知らせたい人(人間関係)
 親子や夫婦といえども、相手の交友関係や親族との関係などは、わからないもの。親族や友人関係でキーマンとなる人がわかれば、その後の連絡を手伝ってもらったり、葬式の参列者人数の予想などを相談したりすることができる。

(2)宗教・宗派の情報(仏式なら、菩提寺・戒名の有無など)
 お葬式で宗教をどうするかは重要な問題。仏教・キリスト教など、同じ宗教でも、宗派が分かれていてそれぞれに葬儀のやり方が決まっている場合もあるので、確認が必要。生前に戒名を受けているならそのことを伝えておく。

(3)お葬式の希望
 「近所の人には知らせないで家族で見送って欲しい」「花祭壇がいい」など、お葬式について希望がある場合や、依頼する業者を決めている場合には、内容や連絡先などを書いておく。「無宗教葬」「音楽葬」など特別な葬式を希望しているなら、親族には自分の希望をあらかじめ伝えて根回ししておく。

(4)資金準備の有無
 予算を決めるときに必要。資金準備があるなら伝えておきたい。

(5)遺影はどれを使うか
 葬式で困ることの一つが、遺影に使える写真が見つからないこと。お気に入りの 写真はわかりやすいところに保管しておき、家族にも伝えておく。

葬式を行うときには、短時間でいろいろな判断をしなければなりません。(1)~(5)について把握していれば、遺族の負担は軽くなります。

 若くして親を見送った方で、親族にあれこれ言われてお金もないのに立派な葬式を行った結果、数百万円の借金を背負ってしまったという例もあります。

 9割の方が仏式で葬式を行う日本では、戒名の問題もよく発生します。寺院墓地に納骨する場合には、通常その寺の宗派の戒名でないと受け入れてもらえません。トラブルを避けるために、菩提寺の情報は大変重要です。

お墓の希望はよく話し合って

 「(自分が)死んだらお骨はその辺に撒いておいて」というセリフを聞くことが増えたような気がします。自然葬ならお金もかからないし、簡単にできると考えがちなようです。しかし、一口に自然葬といってもいろいろ種類がありますし、抵抗を感じる人も少なくありません。実は故郷に先祖代々の守るべきお墓があって、亡くなったあとに親族からそのことを指摘されて困ったという例もあります。

 約2日間のイベントであるお葬式に比べて、お墓や埋葬をどうするかということは、より重要な問題です。残された者にとってお墓が心のよりどころになることもあるので、希望を書いておくだけでなく、事前に家族などと話し合っておくことをお勧めします。

 私もそうですが、多くの人は自分が明日亡くなるとは考えません。しかし「平成21年人口動態統計(確定数)の概況」によると、同年の不慮の事故による死亡者数は3万7756人です。急病で亡くなる方も含めれば、死ぬとは思わなかった数万人の方が、毎年亡くなっていることになります。

 死は決して他人事ではありません。節目の年代になったら、人生の卒業式に向けてエンディング・ノートの活用を考えていただければと思います。
【私のつぶやき】
 今回の震災では、通常時の「不慮の事故による年間死亡者数」の7割以上にあたる方が死亡・行方不明となりました(死者1万4013人、行方不明者1万3804人、計2万7817人/4月20日現在)。約2万8000もの辛い別れがあったのかと思うと、胸が苦しくなります。当分は生活復興が優先となりますが、なるべく早い時期に、亡くなった方々の追悼セレモニーが開催されることを願います。

プロフィール
山田 静江 (やまだ・しずえ)
 1961年東京生まれ。CFP(r)。銀行、税理士事務所、FP事務所を経て独立。お金に関する記事の監修・執筆、相談業務、セミナー講師などを行っている。娘2人。WINKS代表、NPO法人らしさ副理事長



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